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脱毛成功の鍵!?「バルジ領域」に作用する脱毛方法の仕組みを解説

脱毛成功の鍵!?「バルジ領域」に作用する脱毛方法の仕組みを解説

近年、新しい医療脱毛として「バルジ領域」と呼ばれる器官をターゲットとした脱毛が広まってきています。
従来の脱毛より痛みが少なく、なおかつ美肌効果を謳っているサロン・クリニックも多いので、今人気の脱毛方法です。
しかし、いきなり「バルジ領域を破壊する脱毛方法」と言われてもピンときませんよね。
そこで、基本的な毛が生え変わる仕組みとバルジ領域についてまとめました。

従来の脱毛と毛が生え変わる仕組みの関係

毛が生え変わる仕組みと従来の脱毛の関係

ムダ毛を剃ると、しばらくするとすぐに毛が生えてきますが、抜いた場合はなかなか生えてこないですよね。

それは、毛を剃るというのは、皮膚から出ている毛「毛幹」だけ除去しているのに対し、抜いた場合は、「毛幹」だけでなく皮膚から出ていない見えない部分「毛根(もうこん)」も抜いてしまうからです。

しかし、「毛根」を抜いてもまた生えてきます。

なぜでしょうか?

毛を抜いてもまた生えてくる理由

毛根の一番下の部分を「毛球(もうきゅう)」と言い、毛球にある「毛母細胞(もうぼさいぼう)」が「毛乳頭(もうにゅうとう)」から栄養を受け取り、毛を成長させます。

毛抜きなどで毛を抜いても、また生えてくるのはこの「毛母細胞」や「毛乳頭」が残っているからです。

一方、従来の光(フラッシュ)脱毛や医療レーザー脱毛ではこの「毛母細胞」や「毛乳頭」を破壊して、次の毛が生えてこないようにしているのです。

毛周期(ヘアーサイクル)

「では、レーザーを1回当てれば全ての毛母細胞と毛乳頭を破壊できるの?」と思うかもしれません。

しかし、毛には「毛周期」という毛の成長サイクルがあり、そのサイクルに合わせないと効果のある脱毛ができないため、複数回の照射が必要になります。

毛周期(ヘアーサイクル)図

・成長期
毛が成長する時期です。
毛母細胞が分裂をはじめ、毛が伸び始めます。
・退行期
毛の成長が止まってから抜けるまでの期間です。
毛母細胞の分裂が止まり、毛が自然と抜けます。
・休止期
毛が抜けたあと、毛穴から毛が生えない状態、毛のお休み時期です。

この、成長期・退行期・休止期の繰り返し(サイクル)を毛周期と言い、髪の毛は約4~6年、体毛は約半年~2年と、部位によってサイクルが大きく異なります。
※個人差があります

従来の脱毛は毛周期に合わせて行う

従来の脱毛(ニードル脱毛以外)はメラニン(黒い色)に反応して毛乳頭を破壊するため、退行期の毛には充分な効果を発揮できず、休止期の毛には効果がないのです。
部位や人によって差がありますが、成長期の毛(毛髪を除く)は全体の10~20%しかありません。

つまり、退行期・休止期の毛が成長期になるのを待ってまた照射する必要があるため、一般的に5~10回の照射が必要になります。

脱毛に関わるバルジ領域の作用とは

毛が生え変わる仕組みと従来の脱毛の関係

「バルジ領域」とは、毛根よりも表皮に近いところにある器官で、毛を作る毛母細胞に向けて指令を出し、発毛を促す働きを持っている、いわゆる「発毛のための司令塔」となる部分です。

そのため、毛穴の奥深くにある「毛母細胞・毛乳頭」を破壊しなくても、発毛の司令塔である「バルジ領域」を破壊するだけで脱毛できるのではないか?ということが近年わかってきました。
バルジ領域を破壊する脱毛方法には以下の2種類があります。

熱破壊式脱毛

一瞬で強力なレーザーを照射する、従来からある医療レーザー脱毛の一種です。
メラニンに反応させて「毛母細胞・毛乳頭」を破壊する方法ですが、バルジ領域も破壊します。

特徴

  • 痛みがある
  • 成長期の毛にしか充分な効果がない

「毛母細胞」まで届ける強力なレーザーを使うため、痛みがあります。
また、「毛母細胞」までを破壊するには毛の成長期でないと効果がありません。

蓄熱式脱毛(SHR脱毛)

蓄熱式脱毛は、連続で弱い光を照射して熱を蓄えて脱毛する方法です。
蓄熱式脱毛のレーザーは、「毛母細胞」まで熱が届かず、「バルジ領域」のみを破壊します。

こちらもメラニンに反応させて熱を発生させることで脱毛するので、休止期の毛には効果がありませんが、じっくりと熱を蓄えるというこの方式は退行期の毛には効果があります。

医療SHR脱毛とエステSHR脱毛があり、医療SHR脱毛は永久脱毛効果のある医療レーザー脱毛です。

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特徴

  • 痛みが少ない
  • 早い
  • 色黒でも脱毛できる
  • 退行期の毛にも効果がある
  • 美肌効果が期待できるものもある

連続して光を当てるものの、パワーが弱いので痛みも少ないです。
痛みを数値化した平均値は、蓄熱式と熱破壊式でそれぞれ2.75と6.75というデータもあります。
【参考】92人の中国人女性が片脇をSHR脱毛(蓄熱式)、もう片方をHR脱毛(熱破壊式)で脱毛した検証結果の論文

また、肌トラブルの原因となるため施術前の日焼けはNGですが、今まで脱毛を受けることができなかった色黒の方でも、蓄熱式脱毛であれば照射可能です。

しかも、一度に照射できる範囲が熱破壊式よりも広いため、施術時間も短くてすみます。
さらに、脱毛機器の種類によっては、美肌効果が期待できることもあります。

バルジ脱毛は、本当に効果がある?の効果

熱破壊式(毛母細胞・毛乳頭・バルジ領域を破壊)、蓄熱式(バルジ領域のみを破壊)、どちらも脱毛効果があります。

ただ、バルジ領域を破壊する脱毛方法についてはまだ充分なデータ(症例)が取れていないこともあり、従来の脱毛とバルジ領域のどちらがいいかという問いへの答えは専門家によっても意見が分かれているのが現状です。
とはいえ、医療SHR脱毛に関しては効果を証明するデータがきちんとあります。

【参考】92人の中国人女性が片脇をSHR脱毛(蓄熱式)、もう片方をHR脱毛(熱破壊式)で脱毛した検証結果の論文
4週間間隔で4回照射し、6ヶ月後の調査。蓄熱式脱毛のほうが高い減毛効果を示したことが報告されています。

また、蓄熱式は、従来の熱破壊式脱毛では脱毛できなかった肌タイプの人でも脱毛できる可能性ができたこと、痛みも少なく子どもでもリスクが少ないこと、美肌効果を謳った機器があることなどで興味を持つ人が増えています。
蓄熱式と従来の方法の両方を導入しているクリニックも多いので、気になる方はどちらが自分に合っているのかカウンセリングを受けてみてください。

 

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