ワキガ・多汗症

その汗、病気かも?多汗症の症状が出る主な病気とは

その汗、病気かも?多汗症の症状が出る主な病気とは

こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。

服がにじんでしまうほどの脇汗が出る
冬場なのに汗が出る

とにかく汗をかきやすいという理由で、「私って、多汗症なのかな?」と心配をしている人は多いのではないでしょうか。
しかし実は、汗の原因は多汗症だけではありません。

多汗症以外にも汗をかきやすくなる病気は存在し、それぞれ治療方法も異なります。

そこで今回は、多汗症と似た症状が出やすい病気について紹介していきます。
汗の原因を多汗症と決めつける前に、他の病気の可能性も疑っておきましょう。

そもそも多汗症とは?

多汗症とは、気温・体温に関わらず、異常に汗が出る症状のことです。
暑い日や激しい運動をしているときに汗が出るのは普通ですが、多汗症の人は通常の範囲を超えて汗が出ます。

多汗症は、エクリン汗腺への異常な発汗信号によるものです。
脇や手足のみに限定して発症することもあれば、全身に対して発症することもあります。
ストレスや不安などの精神的要因や遺伝で起こることが多いです。

多汗症を治療するには、エクリン汗腺の摘出または破壊が有効です。
治療方法としては外科手術やボトックス注射、ミラドライなどがあります。

多汗の症状が出る病気の例

多汗の症状が出る病気の例

ストレスや遺伝による多汗症以外でも、病気により多汗の症状が出ることがあります。

ここでは多汗症と似た症状が出る病気について紹介します。

汗の原因を多汗症と決めつける前に、他の病気の可能性も疑ってみましょう。

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

甲状腺機能亢進症とは、首の前面にある甲状腺という臓器が異常に働き、身体の重要な機能に異変をきたす病気のことです。

甲状腺機能亢進症の症状には心拍数や血圧の上昇などに加え、過剰な発汗もあります。
この過剰な発汗が、多汗症の症状にも似ています。

甲状腺機能亢進症の原因はバセドウ病や甲状腺クリーゼなど、さまざまです。

いずれにせよ代謝内分泌内科にて診察を受け、根本原因を治療する必要があります。

更年期障害

更年期障害とは、40代半ばごろから訪れる精神的および身体的障害のことです。
頭痛やめまい、不眠などさまざまな症状が現れますが、多汗症のように異常な汗が出ることもあります。

更年期障害の原因は、加齢に伴うホルモンバランスの乱れです。また従来までは「更年期=女性」というイメージもありましたが、近年は男性の更年期障害も話題になっています。

更年期障害の改善には、ホルモン補充療法(HRT)や漢方による治療などが選択されます。
その他にも、規則正しい生活やストレスを溜めない生活を心掛け、ホルモンバランスを整えることも大切です。

感染症

菌やウイルスに感染した場合も、発熱や倦怠感とともに大量の汗が出ることがあります。

一言に感染症と言っても、単なる風邪やインフルエンザ、結核などさまざまですが、いずれにせよ汗よりも身体の不具合が先に出やすいです。

身体の違和感に気付いた段階で、内科での診察を受けましょう。

褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)

褐色細胞腫とは、副腎という臓器に腫瘍ができる病気のことです。
カテコールアミンと呼ばれる成分が過剰に分泌され、高血圧や糖尿病を引き起こします。

その内の1つの症状として多汗があり、多汗症のように大量の汗が出ます。

褐色細胞腫の原因は明確に分かっていませんが、腫瘍が見つかった場合は手術による摘出が必要です。
診察を受ける場合は、代謝内分泌内科に足を運びましょう。

低血糖

血糖値が正常範囲以下まで低下すると、動悸や震え、めまいなどの症状に加え、大量の冷や汗が出ることがあります。

低血糖の原因はさまざまですが、糖尿病の薬を服用している方は特に注意しましょう。
食事の量や炭水化物の不足でも起こりやすいです。

低血糖の症状が車の運転中や外出時に現れると、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。

日頃から自覚症状があるようであれば、早めに内科で診察を受けておきましょう。

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、血管細胞に由来するがんの一種です。

初期症状として、多汗症のように異常な汗が出ることがあります。
原因はほとんど解明されていないものの、血液系のがんの中では最も多い病気です。

悪性リンパ腫の治療には、化学療法や放射線治療がよく選択されます。
放置しているとがん細胞がリンパ外臓器まで広がる可能性もあるため、健康診断を通じた早期発見が大切です。

多汗症と他の病気が合併することも

多汗症は上記で紹介した症状や、うつ病のような神経系の疾患と合併することもあります。

この場合は、多汗症と他の病気、それぞれに対する治療が必要です。

いずれにせよ自分だけで判断するのではなく、専門医による診察を受けましょう。

まとめ

記事の中でも紹介したように、多汗症でなくても、汗がたくさん出る病気は存在します。

単なる多汗症だと思い込んでいたら、他の病気が進行しているということも。

「汗が出やすい」という症状だけで多汗症と決めつけず、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

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